兵庫県三田市

2014年12月19日


兵庫100山に戻る

    標高差:357m
累積標高差:447m
Road Map :三田の北側にある山、千丈寺湖の北端にある乙原集落からてんぐの森に向う。
Route Map:てんぐの森を基点に山頂を往復する。
兵庫100山』   気温0℃、バージンスノーを踏み散らす。
千丈寺山には'06年に北側の峠から、'11年には南側の北浦天満宮から登っているので、
3回目となる今回は乙原のてんぐの森から登って見ようと考えた。
コースタイム:2時間51分(展望岩への寄り道含む)
登り:1時間07分
下り:1時間03分
千丈寺山
  これで3ヶ所からの登山道で登ることが出来たが、今日の登山コースが一番楽な半面、一番見所がなかったと感じた。
個人的には ”北浦天満宮”からの登山道が面白かったと思う。
今日の予定
  全て低山であるが有馬富士→羽束山→大岩岳を巡ってみようと思う。
〔067〕千丈寺山 (590m)
せんじょうじさん
山頂まで1.8kmの距離なら短時間で往復出来そうだ。
8時47分に駐車場を出発する。
昨日の降雪で ”てんぐの森”の駐車場には薄っすらと積雪していた。気温は0℃と低いが幸い風はまったく吹いていないので耐えられそうである。
車止めをチェーンを乗り越えて舗装された林道を進んで行く。
林道終点から沢に下りて渡渉する。 遊歩道として整備されているので
渡渉と言う程のものでは無かった。 沢水も殆んど流れていない。
小さい沢沿いの階段道が続く。
風がまったく無いので寒くはなかった。
沢を渡ってからは丸太で整備された階段道となる。
積雪は2〜3cm程であるが、積雪で隠れた丸太が滑り易い。
道が沢沿いのあいだは緩やかな勾配だった。
小まめに道標が設置してあった。
ここまで沢沿いの道であったが、先の道標で左に折れて
からは斜面に取り付く様になる。 そして急登が始まる。
渡渉が3回程あったが、沢水が殆んど流れていなく
渡渉と言う程のものではなかった。
48分にて ”石の祠”のある縦走路に出る。
しばし階段道が続き、階段道が終ると
滑り易い粘土質の自然道となる。
”千丈寺山”への尾根道には岩が積み重なった箇所があり、
それが積雪で埋まっていたので歩き難かった。
”北千丈寺山”は薮山と記憶しているので ”千丈寺山”へ向う。
新雪大嫌い男に新雪の洗礼となってしまった。
積雪が浅く中途半端なので返って歩き難い。
尾根道からの展望。 ここから見る ”大船山”はカッコ良く見えた。
水平道から少し登る様になってくると山頂は近い。
尾根道は水平道となり、楽に歩ける様になる。
1時間07分にて岩峰を乗り越えて”千丈寺山”(590m)に着く。三角点のある山頂には展望が無いので、その先の展望岩に向う。
山頂手前の岩峰を乗り越える。 登りは大丈夫だが下りはどうだろうか?
この岩峰が三角点山頂より標高が高い地点だ。
南面には ”千丈寺湖”と北浦天満宮からの縦走尾根が見えていた。
5分程南側に下れば展望岩に着く。 生憎の天気になってしまったが、
この後に登る予定の ”有馬富士”と ”羽束山”がよく見えていた。
三角点のある山頂に戻り、そのまま下山に入る。
展望岩で写真を撮って山頂へ引返す。
最高点の岩峰から見た北側の山々。 同定出来る山は見当たらない。
登山道には自分の足跡だけが残されていた。
岩峰を下るが、岩にホールド部分が無く、
掴む樹木も無かったので結構やばかった。
フラットな尾根道に戻り一安心。
下り斜面はよく滑るので慎重に下って行く。
山頂からの下山19分にて ”石の祠”がある分岐に戻る。
霧氷とはほど遠いが、展望を飾ってくれたのは確かである。
でも直ぐに融けてしまうだろう。
路面が粘土質であり、そこに薄く積雪しているので滑る滑る。恥ずかしながらロープを頼りに下って行く。
階段道が出て来るまでの辛抱であるが、随分長く感じた。
積雪も溶け出し、ヒノキの木からは雨の様に水滴が落ちて来る。水が殆んど流れていない小さい沢を見る。
登り時の気温は0℃であったが、下り時には
5℃まで上がり、汗ばんで来る。
渡渉地点の先には舗装された林道が見える。
渡渉地点の直進通行止めの看板。 通行止めを見ると
行って見たくなるが、ここは素直に林道に向った。
下山1時間03分にて ”てんぐの森”の駐車場に戻る。
朝の積雪はすっかり融けていた。